電気自動車メーカーTeslaの株価は2026年10月26日、約5%上昇して約392ドルで取引を終えた。バークレイズが同社の投資判断を引き上げ、目標株価を370ドルから450ドルに引き上げたことが背景にある。同行は、SpaceXとの統合の可能性に加え、Teslaの各事業の成長見通しを挙げた。
要点
- バークレイズはTeslaの投資判断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げ、目標株価を80ドル引き上げた。
- TeslaとSpaceXの統合の可能性について独立委員会が検討しているが、取引条件は合意されていない。
- 同行は2026年の自動車事業の成長も見込んでおり、Teslaのエネルギー貯蔵製品への需要にも注目している。
バークレイズの投資判断引き上げを受けTesla株が上昇
Tesla株はプレマーケット取引で380.45ドル前後となり、2%超上昇した後、上げ幅を拡大して約392ドルで取引を終えた。前週金曜日の終値は372.22ドルだった。
450ドルの目標株価は、月曜日の終値から約15%の上昇余地を示す。これはアナリストの目標株価であり、発表された買収価格でも、SpaceXとの取引における提案評価額でもない。
合併協議はなお初期段階
バークレイズのアナリスト、ダン・レビー氏は、SpaceXとの統合の可能性がTeslaに対する強気の投資判断の重要な要素であり、株主にプレミアムをもたらす可能性があると述べた。これは同行の見方であり、結果が保証されているわけではない。
10月20日、イーロン・マスク氏は、株主の要請を受けてTeslaとSpaceXが統合の可能性を検討する独立した特別委員会を設置したと認めた。同氏は利益相反を理由に協議から除外されたと述べ、合併が必ず実現するわけではないと注意を促した。
取引条件は合意されていない。マスク氏によると、承認には投票数の過半数ではなく、Teslaの発行済み株式の50%を保有する株主の支持が必要となる。
取引以外の成長見通し
レビー氏はまた、Teslaの自動車事業が2年連続の減少を経て2026年に再び成長軌道に戻ると予想し、Robotaxiの走行距離の増加にも言及した。
バークレイズによると、Teslaのエネルギー貯蔵製品の2027年向け受注はほぼ完売している。こうした事業面の見通しは、取引の可能性と並んで同行の投資判断を支える要素となっている。
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