インド郵政はBlue Dart Express、DTDC、Flipkartとの提携を通じて、民間物流企業が政府運営の郵便ネットワークを利用し、小規模都市や遠隔地に配送できるようにしている。

インド郵政との提携はラストマイル配送を対象に

Blue Dartは2026年10月9日、配達範囲をTier-IIIおよびTier-IVの都市や遠隔地に拡大するため、郵便局との覚書に署名した。

2026年5月、インド郵政は、十分なサービスが行き届いていない地域を含む都市部、準都市部、農村部で、Flipkartの荷物のラストマイル配送を担うことで合意した。サービスには、前払いおよび代金引換の小包、ワンタイムパスワード(OTP)による認証、リアルタイム追跡が含まれる。

郵便局とDTDCが4月に締結した覚書では、全国規模の小包配送、代金引換サービス、共同物流業務を検討する計画が示された。輸送能力の共有、技術の統合、四半期ごとの見直しを想定している。

配送の仕組み

新たな提携の下では、小包は最終配送区間に入るまで民間企業のネットワーク内にとどまり、その企業だけでは配送できない地域ではインド郵政が引き継ぐ。一部の事業者はすでに、集荷センターで小包をインド郵政に引き渡す形で同郵政を利用している。

16万カ所を超える郵便局を利用できれば、民間事業者は独自の配送インフラを構築することなく、事業範囲を拡大できる。インド郵政にとっては、こうした取り決めにより小包取扱量を増やし、既存ネットワークを商業利用する機会が得られる。

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