中国・河北省で雄安の衛星生産が拡大している。メーカーの紅青によると、自動化ラインでは約30時間で衛星を組み立てられる。同社が現地で製造した初の衛星は2026年8月に軌道に投入された。

主なポイント

  • 紅青によると、同社施設は年間100機を超えるフラットパネル衛星の生産能力を実証した。
  • 同社は地元の科学技術イノベーション基金から8,000万元の投資を受けた。
  • 雄安の他の企業も、軌道間輸送機や衛星部品の準備を進めている。

雄安の衛星生産、自動化ラインへ移行

製造センターの副総経理、孫徳志氏によると、紅青は2025年に登記し、施設を建設して生産を開始、初の衛星を完成させた。孫氏によると、敷地面積1万2,000平方メートルの施設は、年間100機を超えるフラットパネル衛星の生産能力を実証した。

同社によると、約30時間の組み立て工程は、従来方式の約半月と比べて大幅に短い。また、従来方式に比べて生産サイクルを80%超短縮したとしている。

同施設は、雄安1号(鴻鵠03とも呼ばれる)を生産した。これは新区で製造された初の衛星だ。2026年8月19日に朱雀3号Y2ロケットで打ち上げられ、システムが正常に作動するなか、所定の軌道に投入された。

サプライヤー、追加能力を準備

雄安の産業基盤には航空宇宙・情報分野の企業が約70社集積しており、共同の製造・試験施設が建設中だ。この集積により、衛星メーカーとサプライヤーは試験サービスや生産パートナーに近い環境を得ている。

河北雄安フューチャースペース・テクノロジーは、初のFX-1軌道間輸送機の組み立てを完了し、初飛行に向けた準備を進めている。同社はFXシリーズの機体を年間60機生産する能力を計画している。同シリーズは、衛星を初期軌道から目標位置へ移動させるために設計されている。

ファイナル・フロンティア(雄安)テクノロジーも、フル稼働時に月最大1,500個を製造する設計の柔軟な部品生産ラインで試験生産を開始した。同社は9月末までに稼働開始の準備が完了すると見込んでいたが、実際に完了したかどうかは情報源で確認されていない。

製造業への地元支援

紅青は地元の科学技術イノベーション基金から8,000万元の投資を受けた。孫氏によると、地元当局は登記、銀行手続き、工場の選定、従業員の移転、採用についても支援した。

次の節目

フューチャースペースはFX-1の初飛行に向けて準備を進めているが、打ち上げ日は明らかにしていない。

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