フランスの航空宇宙・防衛企業タレスはインドからの調達拡大を目指しており、インドのサプライヤーやパートナーと次世代兵器システムを開発する方針だと、パトリス・ケインCEOは2026年10月26日に述べた。
主なポイント
- ケイン氏は、インド企業が将来のレーダー、ミサイル、電子戦システムに貢献できる可能性があると述べた。
- タレスは過去5年間に、インドから12億ユーロを超える製品・サービスを調達した。
- 同社はインドの衛星打ち上げ事業者との協業にも可能性を見いだしている。
兵器開発を目指すタレスのインド戦略
ケイン氏によると、タレスは数年前からインドのサプライヤーの選定を始めており、同社の成長戦略の一環と位置付けている。インドで製造された製品はすでに同社のサプライチェーンに組み込まれ、世界市場で販売されているという。
CEOは、インドへの生産移管にとどまらず、設計権限も移管したいと述べた。関心分野として、スマートロケットや、スターストリークおよび軽量多目的ミサイルを含む短距離ミサイルを挙げた。
ケイン氏は、技術力、品質、競争力のある価格を、インドのサプライヤーと協業する理由として挙げた。新たな契約や開発日程について、具体的な発表はなかった。
宇宙打ち上げ分野での提携
タレスは、打ち上げサービスを提供するインド企業との提携も模索している。ケイン氏は、2029年に衛星打ち上げ機が不足する可能性があると予想しており、インドの事業者が需要に応える機会になると見ている。
同氏は、衛星事業に携わるタレスと、こうした打ち上げ企業との協業が実現する可能性を説明した。同氏の発言は協業の機会を示したものであり、提携を発表したものではない。
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