金融サービス大手の平安保険グループは2026年10月23日、深センで開催されたセミナーで、生物多様性保全計画にプシェワルスキーガゼルの保全活動とシラサギ救護プログラムを加えると発表した。

主なポイント

  • 平安はプシェワルスキーガゼルの保全活動を開始する計画。
  • 中国石油化工(シノペック)の施設でシラサギの救護を支援する専用基金が設立された。
  • ラオスのゴム産業を対象とする別個の保険パイロット事業は、引き続き計画段階にある。

平安の生物多様性保全計画、2種を対象に

平安のブランドコミュニケーション部門のゼネラルマネジャー、陳瑶氏は、同社の新たな保全計画に基づく2つの取り組みを紹介した。プシェワルスキーガゼルは青海湖周辺に生息し、中国で国家一級重点保護野生動物に指定されている。

平安財産保険は、161平方キロメートルの保護区全域で野生動物の個体数調査や生息地の巡回に用いる農業用ドローンを提供している。同社によると、ドローンは保全チームが負傷した野生動物や生息地の異変を特定するのに役立つ。

シラサギ保護プログラムでは、平安が中国石油化工鎮海煉油化工(Sinopec Zhenhai Refining & Chemical Company)の「シラサギ・ガーデン」を支援する救護基金を設立した。同基金は、介入が必要な卵やひなを救護する専門団体への支援、負傷または病気のシラサギの治療、施設でのモニタリングを通じて確認された負傷した渡り鳥の保護に充てられる。

保険と自然保護の取り組み

同社は、中国全土の樹齢の古い樹木8万本を対象とするリスク保障など、既存の自然保護の取り組みも説明した。補償総額は12億6,000万元に上るという。また、野生キノコによる食中毒を対象とする公益保険は年間5,000万元の補償を提供し、これまでに378件の支援実績があるとした。

平安はラオスのゴム産業向け保険保障を検討している。初期パイロット事業では約1,200ヘクタールを対象とする計画で、保険補償額は5,400万元を超える見込みだ。同社は、パイロット事業がすでに始まったとは述べていない。

深センのセミナー

このセミナーは中国公共関係協会が主催し、2026年11月に深センで開催されるAPEC首脳会議週間を前に、平安が共催した。参加機関や企業は、生態系保全とグリーン開発に関する共同イニシアチブを発表した。

ニュースをもっと読む

FinanceVelixのニュースをもっと読む

免責事項

この記事はFinanceVelixが提供する一般情報であり、個別の金融、投資、法律、税務に関する助言ではありません。市場価格、金利、経済状況は変動する可能性があり、投資には損失のリスクが伴います。記載内容は公開時点で入手可能な資料に基づいており、変更されることがあります。重要な情報はご自身で確認し、必要に応じて資格を有する専門家に相談してください。資産、企業、サービスへの言及は推奨を意味するものではありません。