父親を意味するくだけた言葉「baap」が、パトナの集会で国民会議派の党首マリカルジュン・カルゲ氏がナレンドラ・モディ首相に関する発言で使用したことを受け、政治的な注目を集めている。
要点
- モディ氏を退陣させるのは難しいと述べた聴衆の一人に、カルゲ氏が応じた。
- インド人民党(BJP)は謝罪を求めた一方、国民会議派の指導者シャシ・タルール氏は、一般的な言い回しだとして発言を擁護した。
カルゲ氏の発言を受け、BJPが謝罪要求
カルゲ氏の集会は、モディ氏をその地位から退かせるのは難しいと叫んだ聴衆の一人によって中断された。カルゲ氏は「Modi ka baap bhi jayega」と応じた。直訳すると「モディの父親でさえ去ることになる」という意味の表現だ。
BJPは謝罪を求めた。野党関係者らは、この発言を日常的な表現だとして退けた。国民会議派の指導者シャシ・タルール氏は記者団に対し、カルゲ氏は一般的な言い回しを使ったのであり、誰かの父親を侮辱したわけではないと語った。
ヒンディー語の「baap」の使われ方
この言葉はヒンディー語映画のせりふや日常的な言い回しに登場し、文脈によって意味が変わることがある。アミターブ・バッチャンは1988年の『Shahenshah』などの映画でこの言葉を使っており、2023年の映画『Pathaan』のせりふにも父と息子のモチーフが登場した。
口述史研究者のソハイル・ハシュミ氏は、こうした表現がいつ日常会話に入ったのかは特定できないと述べた。また、口論では家族に関する侮辱表現がよく使われるものの、文字どおりの意味で使われることはまれだとし、英語にも同様の俗語表現があると付け加えた。
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