2026年10月28日、トレーダーが米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定と、12月に利上げが行われる可能性を示すシグナルを待つなか、米ドルは2週間ぶりの高値を維持した。

FRBの決定を前に米ドルは落ち着いた動き

CMEグループのFedWatchツールによると、フェデラル・オープン・マーケット委員会(FOMC)が政策金利を据え置く確率は、フェデラルファンド(FF)金利先物から91%と示唆されていた。トレーダーは、12月に利上げが行われる可能性についての手がかりにも注目していた。

6つの通貨に対する米ドルの価値を測るドル指数は、10月27日に0.3%上昇して102.40となり、10月14日以来の高水準を記録した。ユーロは1.1129ドルで横ばい、英ポンドも1.3307ドルで変わらなかった。米ドルは円に対して直近で0.1%安の157.81円となった。

インフレ指標を受けてオーストラリアドルが上昇

オーストラリアドルは0.3%上昇して0.7047ドルとなった。データによると、第3四半期のインフレ率は1.3%で、前四半期の0.6%から上昇した。刈り込み平均コアインフレ率は1%で市場予想と一致した一方、年率換算値は目標を上回る3.6%にとどまった。

オーストラリア準備銀行(RBA)のミシェル・ブロック総裁は議員らに対し、翌週の会合で、年内に4回の利上げを実施すればインフレ率を目標に戻すのに十分かどうかを政策当局者が議論すると述べた。ニュージーランドドルは0.5682ドルで横ばいとなり、エコノミストの大半が利上げを予想するニュージーランド準備銀行(RBNZ)の決定を前に推移した。

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