シムライズの2026年第3四半期の売上高は、販売数量の増加が両事業セグメントを支え、オーガニックベースで5.3%増加した。香料・フレーバー大手は、通期の成長率と利益率の見通しを再確認した。
数量増がシムライズの売上高成長をけん引
四半期のグループ売上高は、前年同期の12億2,200万ユーロから13億1,000万ユーロに増加した。2026年最初の9カ月の売上高は38億5,000万ユーロとなり、2025年同期間の37億7,600万ユーロを上回った。9カ月間のオーガニック成長率は3.0%だった。
同社は 第3四半期の業績アップデートで、成長は主に販売数量にけん引され、顧客需要と前年との比較条件の改善が支えになったと述べた。ペットフードとケア&ウェルネスは、オーガニック成長がプラスに転じた。
四半期のオーガニック売上高は、テイスト、ニュートリション&ヘルスで5.2%、セント&ケアで5.6%増加した。地域別ではアジア太平洋が成長を主導し、ラテンアメリカ、北米が続いた。
通期見通しを据え置き
シムライズは2026年のオーガニック売上高成長率を2%~4%とする予想を維持し、実績はレンジの中間付近になると見込んでいる。第4四半期の成長率は、前年同期の比較対象の水準が高いため、第3四半期から鈍化すると予想している。
同社は調整後EBITDAマージンの予想も21.5%~22.5%に据え置いた一方、実績は同レンジの下半分になると見込んでいる。調整後事業フリーキャッシュフローマージンは14%超との予想を維持している。
シムライズは、2026年10月30日に終了予定の自社株買いで、9月末までに430万株を買い戻した。同社はプログラム終了後、買い戻した株式を消却する意向だ。
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