スーパー・マイクロ株は2026年10月27日、2.40ドル(7.34%)高の35.09ドルで取引を終えた。サーバーメーカーの2026年度第1四半期決算を前に上昇した。株価は10月28日午前9時9分(米東部時間)の時間外取引で35.40ドルだった。

要点

  • 10月27日の株価は33.23~35.21ドルの範囲で推移し、出来高は約3,140万株だった。
  • スーパー・マイクロが支援するアルジェンタムAIは50億ドルの資金調達を協議中と報じられたが、取引の成立もスーパー・マイクロからの受注も確認されていない。
  • スーパー・マイクロの四半期売上高と粗利益率の暫定予想は従来の会社見通しを上回るが、監査は受けていない。

スーパー・マイクロ株と資金調達協議

ナスダック上場株は、ティッカーシンボルSMCIで取引されており、10月26日の終値32.69ドルから上昇した。この上昇に先立ち、スーパー・マイクロが支援するクラウド事業者アルジェンタムAIが、AIチップ購入に向けて大手プライベートクレジット会社と50億ドルの資金調達について協議中だと報じられていた。

報じられた資金調達は、DLインベスト・グループと確保したポーランドのデータセンター向けチップ購入を支援するものとされる。条件や時期は報じられておらず、いずれの企業もスーパー・マイクロを供給業者として特定していない。株価の動きは報道を受けたものだが、その原因は確定していない。

暫定業績は従来の会社見通しを上回る

スーパー・マイクロは 10月20日の暫定事業アップデートで、9月30日に終了した2026年度第1四半期の売上高を185億~195億ドルと予想した。従来の会社見通しは145億~155億ドルだった。同社は引き上げの主な要因として、AIプラットフォームへの需要を挙げた。

同社は粗利益率を12.0~12.5%と予想し、従来の見通しである10.4~10.8%を上回った。主な要因は顧客構成と製品構成だった。これらの予想は監査を受けておらず、修正される可能性がある。最終的な業績は大幅に異なる可能性がある。

決算説明会は11月3日に予定

スーパー・マイクロは2026年11月3日午後5時(米東部時間)に、2026年度第1四半期決算について説明する予定だ。決算では、最終数値が暫定予想とどのように比較されるかが明らかになる。

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