オーキッド・アイランドは2026年第3四半期に1株当たり0.90ドルの純損失を計上し、前四半期の0.44ドルの利益から赤字に転落した。モーゲージに特化した不動産投資信託(REIT)は10月23日に決算を発表し、簿価が下落したものの、1株当たり0.30ドルの四半期配当を維持した。

重要ポイント

  • 第3四半期の利益は黒字から赤字に転じた。
  • モーゲージ証券が圧迫されるなか、1株当たり簿価は1.20ドル下落した。
  • オーキッドは配当を維持し、自社株買いを継続した。

目次

オーキッド・アイランドの業績に表れたモーゲージ市場の圧力

経営陣は、インフレ圧力とソブリン債の発行増加がモーゲージ担保証券の売りにつながったとして、厳しい四半期となった要因に挙げた。ポートフォリオの評価減が簿価を押し下げ、四半期末の1株当たり簿価は6.02ドルとなった。第2四半期末の7.22ドルから下落した。

これは約16.6%の下落に当たる。同社が報告した四半期のトータルリターンはマイナス12.5%で、第2四半期のプラス6.2%から反転した。この指標は、ORCの上場株価の変動として報告された数値と混同すべきではない。

項目詳細
1株当たり利益2026年第3四半期:0.90ドルの損失、2026年第2四半期:0.44ドルの利益。
1株当たり簿価第3四半期末:6.02ドル、第2四半期末:7.22ドル。
報告された四半期トータルリターン2026年第3四半期:マイナス12.5%、2026年第2四半期:プラス6.2%。

四半期の不振にもかかわらず配当を維持

オーキッドは四半期配当を1株当たり0.30ドルで据え置き、第2四半期以降に662万株を買い戻したと発表した。

配当を据え置いたことで、決定済みの配当は維持されたが、将来の支払水準が保証されたわけではない。当四半期の損失と簿価の減少は配当の判断とは別のものであり、配当の維持は基礎となるポートフォリオが損失を免れたことを意味しない。

レバレッジを活用したモーゲージ証券事業

オーキッドは主に住宅ローン担保証券に投資しており、ファニー・メイやフレディ・マックなどの政府系機関が保証するエージェンシーRMBSも含まれる。同社はレバレッジをかけたポートフォリオから得る純金利収入を主な収益源とし、ビミニ・アドバイザーズが外部運用を担っている。

同社の2024年年次報告書には、 インタレスト・オンリー証券ポートフォリオの記載もあり、ストラクチャード・モーゲージ投資へのエクスポージャーを示している。この過去の開示は事業の背景を示すものであり、2026年第3四半期の保有資産や業績を確認するものではない。

結論

次回の配当発表と簿価の更新によって、配当の維持にポートフォリオ価値の回復が伴うかどうかが明らかになるだろう。第3四半期の決算だけでは、将来の配当水準は確定しない。

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