コミュニティログイン

共有する

暗号資産

定義

APR(年率)は複利を考慮しない単純な年間の利率で、APY(年間利回り)は利息が生む利息まで含めた利回りです。そのため、利息が年に2回以上複利で組み入れられる場合、APYはAPRより高くなります。

仕組み

APRは、複利効果を含まない年間の利率を示します。APR 10%なら、1,000ドルに対する1年間の利息は、再投資をしなければ100ドルです。APYは、利息が残高に加わり、その利息自体も利息を生むようになった場合に利率がどうなるかを示します。計算式はAPY = (1 + APR ÷ n)^n − 1で、nは1年間の複利計算の回数です(毎月なら12、毎日なら365)。

複利の頻度が高いほど2つの数字の差は大きくなりますが、頻度が上がるにつれて差の広がり方は緩やかになります。複利計算が年1回なら、APRとAPYは同じです。提供者は都合のよいほうの数字を示すことがあり、借入コストはAPRで、貯蓄やステーキングの商品は高く見えるAPYで表示されることがよくあります。

暗号資産では、ステーキング、レンディング、流動性プールの利率は通常変動し、日々変わることもあるため、どちらの数字も将来のリターンを約束するものではありません。また、APYはすべての報酬が1年を通して同じ利率で再投資されることを前提にしています。商品を公平に比べるには、両方を同じ指標に換算し、複利の頻度や手数料を確認することが大切です。

具体例(仮定の数値)

5,000ドルをAPR 10%で1年間運用するとします。複利なしの場合、利息 = 5,000ドル × 0.10 = 500ドルです。

毎月複利の場合:APY = (1 + 0.10 ÷ 12)^12 − 1 ≈ 10.47%で、利息は約523.57ドルです。

毎日複利の場合:APY = (1 + 0.10 ÷ 365)^365 − 1 ≈ 10.52%で、利息は約525.78ドルです。

同じAPR 10%でも、APYで表せば約10.47%とも約10.52%とも示せるため、異なる2つの数字が同じ利率を表していることがあります。

よくある間違い

  • APRとAPYを同じ数字として扱う
  • ある商品のAPYを、別の商品のAPRと比較する
  • 表示されている暗号資産のAPYが1年間続くと考える
  • APYはすべての報酬が同じ利率で再投資されることを前提にしている点を忘れる

関連する計算ツール

この用語集は学習を目的としたもので、投資助言ではありません。例に示した数値はすべて仮定のものです。

用語集の一覧へ