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トレード・リスク管理

定義

ファンディングレートとは、無期限先物のロングとショートのトレーダー間で定期的にやり取りされる支払いの率で、契約価格が現物価格の近くにとどまるよう設定されます。

仕組み

ファンディングレートがプラスのときは、ロングポジションを持つトレーダーがショートポジションを持つトレーダーに支払います。マイナスのときは、ショートがロングに支払います。プラスのレートは通常、ロングを持ちたいトレーダーが多く、契約価格が現物インデックスを上回っているときに生じます。支払いによってロングの保有コストが上がり、ショートが有利になるため、価格差が縮まりやすくなります。

各回の支払額は、ファンディング料 = ポジション価値 × ファンディングレートで計算されます。ポジション価値は証拠金ではなくポジション全体の大きさなので、レバレッジをかけていると、預け入れた資金に対して支払額が大きくなります。多くの取引所は8時間ごとにファンディングを精算しますが、1時間、4時間など別の間隔を使う取引所もあり、通常は契約とインデックスのプレミアムから算出されるレートの計算式も異なります。ファンディングを支払ったり受け取ったりするのは、ファンディングの時刻にポジションを保有している場合だけです。

ファンディングは取引所が徴収するのではなくトレーダー間で支払われるもので、取引手数料とは別物です。高いレートが続く場合は、多くのトレーダーが一方に偏っていることを示しますが、価格がいつ反転するかまではわかりません。回数が積み重なれば、わずかなレートでも無視できないコストや収入になります。

具体例(仮定の数値)

証拠金2,000ドル(10倍)で20,000ドル分の無期限先物のロングを保有し、ファンディングレートが8時間ごとに+0.01%だとします。

1回の支払い = 20,000ドル × 0.01% = 2ドルでショートに支払われ、1日3回なら1日6ドルです。

同じレートが30日続くと、6ドル × 30 = 180ドルで、証拠金2,000ドルの9%にあたります。

レートが−0.01%なら、ロングは1回あたり2ドルを受け取ります。誰が支払うかは符号で決まり、いくら支払うかは証拠金ではなくポジション価値で決まります。

よくある間違い

  • ファンディングレートを、取引所が受け取る手数料だと考える
  • ポジション価値全体ではなく、証拠金に対してファンディングを計算する
  • どの取引所も、同じ8時間の間隔を使っていると考える
  • 大きなプラスのレートを、価格が下がる保証と読む

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この用語集は学習を目的としたもので、投資助言ではありません。例に示した数値はすべて仮定のものです。

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