アレス・キャピタルの2026年第3四半期の利益はアナリスト予想を下回り、GAAPベースの純利益は1株当たり0.44ドルと、予想の0.47ドルに届かなかった。ミドルマーケット向け融資会社である同社は、1株当たり0.48ドルの配当を据え置くことも発表した。

主なポイント

  • 純投資収益は前年の3億3,800万ドルから3億2,800万ドルに減少した。
  • CEOのコート・シュナーベル氏は、取引活動の鈍化を受け、投資実行のペースをより慎重にしたと述べた。
  • 投資案件のバックログは約25億ドルとなり、前四半期から大幅に増加した。

アレス・キャピタルの利益、前年同期から減少

9月30日に終了した四半期では、GAAPベースの1株当たり利益とコア1株当たり利益のいずれも、2025年第3四半期から減少した。コアEPSはGAAPベースの1株当たり純利益とは別の指標である。

アレス・キャピタルはミドルマーケット企業に融資を提供し、シニア担保付ローン、劣後債、株式などの金融商品に投資している。同社は10月27日に四半期決算を発表した。

項目詳細
GAAPベースの1株当たり純利益2026年第3四半期:0.44ドル、2025年第3四半期:0.57ドル
コアEPS2026年第3四半期:0.46ドル、2025年第3四半期:0.50ドル
純投資収益2026年第3四半期:3億2,800万ドル、2025年第3四半期:3億3,800万ドル

投資実行の鈍化と拡大するバックログ

シュナーベル氏は、取引活動の鈍化を受け、当四半期の投資実行ペースをより慎重にした一方、投資案件のバックログは前四半期から大幅に増加したと述べた。バックログは投資活動の可能性を示すものであり、投資が完了したことを意味するものではない。

CEOはまた、信用の質は安定しており、未収利息扱いとなっているローンや問題資産の水準は歴史的な低水準にあると述べた。ポートフォリオの70%を変動金利証券が占めた。

9月30日時点の総資産は305億9,600万ドルで、2025年末の312億3,500万ドルから減少した。同期間に株主資本は143億1,800万ドルから139億4,600万ドルに減少した。

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