清算優先権が15億ドルのインベスコ優先株をマスミューチュアルから買い戻し、取引は2026年10月26日に完了しました。インベスコは購入資金として、新たな5年物タームローンに基づき15億ドルを借り入れました。

要点

  • インベスコは、1株当たり1,000ドルの清算優先権に対して12.5%のプレミアムを支払いました。
  • マスミューチュアルは、合計10億ドルの清算優先権を持つ優先株を引き続き保有しています。
  • 無担保タームローンは全額実行され、満期日は2031年10月26日です。

インベスコ優先株の償却

完了した取引の対象は、インベスコの5.9%固定金利・非累積・永久シリーズA優先株の一部です。2026年10月23日付の買い戻し契約に基づいて実施されました。

マスミューチュアルは、インベスコの発行済み普通株式の約18.5%も保有しています。今回の買い戻しにより同社の優先株保有は減少しますが、保有がなくなるわけではありません。

5年物ローンで購入資金を調達

インベスコと間接子会社のインベスコ・ファイナンスは、バンク・オブ・アメリカが管理代理人を務める金融機関団を貸し手とする無担保融資契約を締結しました。インベスコがローンを保証します。

金利はタームSOFRまたは基準金利に、信用格付けに連動するマージンを加算して決まります。現在の格付けに基づくマージンは、SOFR連動借入で1.350%、基準金利連動借入で0.350%となります。

四半期ごとの2.5%の元本返済はクロージングから3周年を迎えた時点で始まり、残額は満期時に返済されます。借り手は一定の条件の下で融資枠を最大20億ドルまで増額するよう求めることができますが、貸し手には追加融資枠を提供する義務はありません。

ローン契約条項と株主間契約

ローン契約では、インベスコに対し、四半期ごとの負債EBITDA倍率を3.25倍以下、インタレスト・カバレッジ・レシオを4倍以上に維持することが求められます。対価が5億ドルを超える一定の買収後、最長4会計四半期に限り、レバレッジ上限を一時的に3.75倍まで引き上げることができます。

インベスコとマスミューチュアルは、2019年の株主間契約も改定しました。ある持ち株要件について、改定により、マスミューチュアルが保有する優先株に必要な清算優先権の合計額は20億ドルから10億ドルに引き下げられました。

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