ポルシェは、売上高と車両納車台数が減少する一方、2026年最初の9カ月間に業績が回復したと発表した。ドイツのスポーツカーメーカーである同社は、国内ブランドとの競争が激化している中国市場への依存度を大幅に引き下げたと述べた。
要点
- 営業利益は、前年同期の4,000万ユーロから17億4,000万ユーロに増加した。前年同期には、戦略的な事業再編費用として約27億ユーロを計上していた。
- 9カ月間の売上高は5.9%減少し、納車台数は16%減少した。
- 北米は、販売台数ベースで引き続きポルシェ最大の販売地域だった。
販売減少のなかでポルシェの業績が回復
フォルクスワーゲン傘下の自動車メーカーである同社は、2026年最初の9カ月間の営業利益が17億4,000万ユーロ(19億4,000万ドル)だったと発表した。2025年の同期間は4,000万ユーロだった。前年同期には、約27億ユーロの戦略的な事業再編費用が含まれていた。
売上高は252億8,000万ユーロに減少し、納車台数は17万8,532台に落ち込んだ。10月27日、同社が第3四半期決算を発表した時点で、ポルシェ株は2.3%高で取引されていた。
中国市場への依存度と事業再編
ポルシェの中国での販売は近年、特に電気自動車(EV)をめぐり、BYD、Geely、Xiaomiなど国内ブランドとの競争を受けて大幅に減少している。最高財務責任者(CFO)のヨッヘン・ブレックナー氏は、中国市場への依存度を引き下げたことで、同社の事業全体が中国市場の動向に左右されにくくなったと述べた。
ポルシェは、コスト削減と需要の低迷への対応を目的とする幅広い事業再編の一環として、数千人の人員削減も進めている。
回復見通し
シティのアナリストは、ポルシェが基礎的な営業利益率を2桁に戻す計画を示したと述べた。回復は2028年に始まり、純キャッシュフローは2031年までに新規株式公開(IPO)時の水準を上回ると予想している。これらは予測であり、発表済みの実績ではない。
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