CivicPlus AIは、議題および既存の文字起こしや字幕から地方自治体の会議議事録の草案を作成するツールを追加した。同社は2026年10月27日、住民向けのCivicPlus Agentの利用状況の更新と併せて、このツールの提供開始を発表した。

主なポイント

  • 新ツールは議題ごとに整理された草案を作成するが、公開前に書記がAI生成の各セクションをすべて確認する必要がある。
  • CivicPlusによると、数カ月で8万人を超えるユーザーが同社のエージェントを利用した。

CivicPlus AIが会議議事録を作成する仕組み

AI Generated Minutesは、CivicPlus Agenda and Meeting Managementに搭載された機能だ。自治体の議題と既存の文字起こしや字幕を使い、会議の議題に沿って整理された討議内容の草案を作成する。

書記は単一のワークスペースで草案を確認、編集、確定でき、文体や詳細さの参考として過去の議事録を選択することもできる。動議、賛成表明、採決は引き続き書記の管理下に置かれ、AIが生成したすべてのセクションは公開前に人による確認が必要となる。

CivicPlusによると、このツールは作業時間を最短10分に短縮できるよう設計されている。同社の調査では、自治体の書記の過半数が、通常の会議の議事録を確定するのに1時間超を費やしていると回答し、最長で4時間かかるケースもあった。発表では、新ツールの実測処理時間は示されていない。

住民向けエージェントの利用状況

CivicPlus Agentは2026年1月に提供を開始し、地方自治体の情報を使って住民からの質問に回答する。CivicPlusによると、同エージェントはCivic Impact Platform全体のインデックス化されたデータを活用し、回答の84%を支援している。

同社はまた、デラウェア州ニューキャッスル郡でエージェント導入後、解決率が約40%改善し、回答の正確性も向上したと報告した。発表では、これらの数値の比較期間や基準値は明らかにされていない。

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