2026年10月27日の東京市場で日経平均株価は約2%上昇した。米国の半導体株高と、米国での新規株式公開(IPO)を計画するAnthropicの届出を受け、半導体関連株が上昇した。

アドバンテストがけん引し、日経平均株価が上昇

日経平均株価は日本時間0142 GMT時点で1.91%高の63,374.45となった。取引時間中には一時2.4%上昇した。3営業日続落に終止符を打つ見通しとなった。より広範な株価指数である東証株価指数(TOPIX)は0.61%高の3,997.09となった。

半導体検査装置メーカーのアドバンテストは10%急伸し、日経平均株価の上昇への寄与が最も大きかった。ソフトバンクグループは6.94%高、半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンは3.35%高となった。

市場全体で見ると上昇は限定的だった。東京証券取引所プライム市場では、取引された1,500超の銘柄のうち49%が上昇し、47%が下落、2%が横ばいだった。医薬品メーカーの第一三共は6.53%下落し、日経平均株価の構成銘柄で下落率が最も大きかった。

米半導体株高とAI企業の届出に注目

前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数は2.8%上昇した。日本のテクノロジー株の上昇は、次の動きも受けた。 Anthropicが提出したForm S-1届出書は、米国上場の計画に向けて10月26日に提出された。

Anthropicは急速な売上高の伸びとともに、大幅な損失を開示し、高度なAIシステムの開発にかかるコストの大きさが浮き彫りになった。この届出と米国の半導体株高は日本株の上昇と時期が重なったが、それらが上昇の原因であることを示すものではない。

大和証券のチーフストラテジスト、橋爪大輔氏は、週後半に予定されているAlphabetやMicrosoftを含む米大手テクノロジー企業の決算発表を前に、投資家は慎重になっていると述べた。

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