ケベック州の重要鉱物プロジェクト、ShaakichiuwaanaanでのPMETの掘削は、2026年6月以降、250孔超で合計3万メートルを超えた。PMET Resourcesは2026年10月の最新情報で、7基の掘削リグが稼働中と発表した。作業は鉱山エンジニアリングと地質モデルの策定を支援するもので、資源量の更新と開発調査は引き続き第4四半期に予定されている。

主なポイント

  • 掘削プログラムは、CV5およびCV13鉱床でのエンジニアリングと許認可取得に向けた作業を支援している。
  • 更新版の開発調査は引き続き2026年後半に予定されており、掘削サンプルの分析結果は2027年第1四半期までに公表される見込み。
  • PMETはCV5の初のセシウム資源量推定を2027年後半に目指しており、現時点で発表したわけではない。

目次

PMETの掘削、エンジニアリングと地質モデルの確度向上を目指す

PMETが2026年10月に発表した掘削の最新情報は、ケベック州イーユー・イストチー・ジェームズ湾地域にある、同社が100%保有するShaakichiuwaanaanプロジェクトでの作業について説明している。プログラムの多くは、追加の鉱化帯を特定することだけではなく、CV5およびCV13のペグマタイトと計画中のインフラ周辺の地盤状況を評価することを目的としている。

同社は、土壌の安定性、岩盤までの深さ、水質、岩盤の強度に関する情報を収集している。これらの調査結果は、詳細なエンジニアリング、許認可申請、建物、廃石施設の計画に活用される見込みだ。PMETによると、これまでの掘削結果は、鉱山開発計画に適した地盤条件を裏付けている。

地質解釈の検証には、対象を絞ったインフィル掘削孔も用いられている。プログラム終了前にCV13で追加掘削を行う目的は、一部の資源量を「推定」から「概測」へ格上げできる可能性を裏付けることだ。これは依然として目標であり、分類変更が完了したわけではない。

項目詳細
BerryPickのサンプル採取少なくとも7トンの物質を採取したと推定される。
鉱石選別試験X線透過試験を2027年初めに予定。
CV4-CV5間の空白区間の調査両端からのステップアウト孔を用いて、空白区間の一部のみを調査する見込み。

2026年の調査と2027年の資源量更新は別々の節目

PMETは2026年11月中旬に掘削を完了する見込みで、分析結果は2027年第1四半期までに得られると予想している。同社は、結果を進行中および今後の開発調査と、第6回鉱物資源量推定(MRE-6)に反映する計画で、MRE-6は2027年下半期に見込まれている。

より早い時期に公表される第5回資源量推定(MRE-5)は、近く発表される見込みだ。これは、CV5のリチウム・タンタル鉱床の実現可能性調査の更新版と、リチウム、セシウム、タンタルを対象とするCV5-CV13全体の予備的経済性評価の基礎となる。これらの調査は、引き続き2026年末までの公表が予定されている。

重要なのは、今後の調査と、それより後に行われる資源量の更新が別々の成果物である点だ。10月の発表では、2026年掘削プログラムの分析結果は示されておらず、新たな資源量が確認されたともしていない。

セシウム関連の作業はリチウム開発の枠を超える

CV5では、密な間隔での掘削により、2025年の実現可能性調査に基づく露天掘り設計内のセシウム濃集帯を調査している。これまでの鉱物学的調査で、セシウムを含む鉱物であるポルサイトが確認されており、PMETは2027年後半にCV5の初のセシウム鉱物資源量推定をまとめることを目指している。

BerryPickのサンプリングプログラムでは、ポルサイトを含むペグマタイトを採取するため、専用の浅層コアリングリグ2基も使用してきた。これとは別に、台船に搭載したリグでCV4とCV5の間の空白区間の一部を調査している。同社はこの区域について、リチウム・セシウム・タンタル・ペグマタイトが賦存する可能性があるとみている。

これらの活動により、技術調査は2025年に発表されたCV5のリチウムのみを対象とする実現可能性調査の範囲を超えて広がっている。ただし、追加の資源量や経済的実現可能性が保証されるわけではない。そうした結論を裏付けるには、掘削結果、試験作業、その後の調査がなお必要となる。

結論

次に予定されている開示は、MRE-5と2026年末までの開発調査の更新版だ。2027年初めまでに得られる分析結果により、現在の掘削プログラムが掲げる地質上の目標を、後日検証することになる。

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