SmartFinancialの2026年第3四半期の純利益は1,860万ドル、希薄化後1株当たり1.10ドルとなった。融資の拡大が純金利収入を押し上げ、税額控除も利益を支えた。SmartBankの親会社であるノックスビルを拠点とする同社は、2026年10月19日に決算を発表した。業務収益は過去最高を記録したが、資金調達コストの上昇により融資利ざやは縮小した。

主なポイント

  • 純利益は前年同期の1,370万ドル、前四半期の1,630万ドルから増加した。
  • 融資・リースの伸び率は年率換算で15%に達し、中核預金は年率換算で12%増加した。
  • 純金利マージンは7ベーシスポイント縮小し、利益には260万ドルの税額控除が含まれた。

目次

SmartFinancialの利益、成長と税額控除が寄与

SmartFinancialの第3四半期決算発表によると、希薄化後1株当たり利益は前年同期の0.81ドル、第2四半期の0.96ドルから増加した。同社はまた、過去最高となる5,750万ドルの業務収益を報告した。

会社定義の非GAAP指標である営業利益は、報告純利益と同額の1,860万ドルだった。業務収益も非GAAP指標であり、同社が報告した財務実績と併せて評価する必要がある。

譲渡可能なエネルギー税額控除の購入による260万ドルの税額控除が最終利益を押し上げた。法人税費用は第2四半期の420万ドルから190万ドルに減少した。つまり、利益の増加は銀行業務収益の拡大だけによるものではない。

項目詳細
2026年9月30日時点の総資産63億2,000万ドル。2025年12月31日時点の58億6,000万ドルから増加。
融資・リース総額48億6,000万ドル。2025年12月31日から4億9,310万ドル増加。
預金総額55億8,000万ドル。2025年12月31日から4億2,340万ドル増加。
株主資本5億8,130万ドル。2025年12月31日時点の5億5,250万ドルと比べて増加。

預金コスト上昇にもかかわらず、融資拡大が金利収入を押し上げ

当四半期のオーガニックな融資・リース純増額は1億7,400万ドル、中核預金の増加額は1億6,300万ドルだった。それぞれ15%、12%という伸び率は、前四半期比の数値を年率換算したものであり、前年同期比の増加率ではない。

平均収益資産が1億9,310万ドル増の57億1,000万ドルとなったことを受け、純金利収入は第2四半期の4,810万ドルから4,940万ドルに増加した。したがって、利ざやが縮小したものの、融資残高の拡大によって金利収入は増加した。

税額換算後の純金利マージンは3.52%から3.45%に低下した。収益資産利回りの改善を上回る資金調達コストの上昇がその要因だ。預金コスト全体は2.15%から2.26%に上昇した一方、手数料を除く融資・リース利回りは5.95%から5.99%に上昇した。

SmartBankは当四半期、ジョージア州コロンバスにフルサービスの金融センターも開設した。CEOのビリー・キャロル氏は、融資と並行した預金の拡大を重要課題として挙げた。

信用指標が軟化する一方、営業費用は増加

不良債権・リース債権は、6月30日時点の融資・リース総額の0.25%から、9月30日時点では0.28%に上昇した。信用損失引当金残高は4,560万ドルで、融資・リースの0.94%に相当し、0.97%から低下した。

それでも、四半期の信用損失引当費用は150万ドルから68万7,000ドルに減少した。この引当費用には、未実行の融資枠に対する引当金37万1,000ドルの戻入れが含まれていた。

営業外費用は3,400万ドルから3,640万ドルに増加した。主因は、不動産関連費用や融資関連費用、給与、従業員福利厚生の増加だった。営業外収益は預金サービス手数料と住宅ローン関連収入に支えられ、790万ドルから810万ドルへ小幅に増加した。

結論

当四半期は融資と預金が拡大する一方、資金調達コストも上昇し、利益増加には税額控除が寄与した。次回の四半期決算では、費用や信用指標が推移するなか、バランスシートの拡大が利ざやへの圧力を引き続き相殺できるかが重要な比較点となる。

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