Western Allianceの2026年第3四半期の希薄化後1株当たり利益は2.45ドルとなり、前四半期の2.36ドル、前年同期の2.28ドルから増加した。同行は9月30日終了四半期の純利益として2億7,720万ドルを計上した。純金利収入の増加と預金関連費用の減少が、利益の伸びを支えた。
主なポイント
- 純収益は10億1,400万ドルとなり、第2四半期の9億9,570万ドルを上回った。
- 預金関連費用の減少が収益性を押し上げた一方、営業費用全体は増加した。
- 引当金カバレッジが強化され、自社株買いが継続するなか、未収利息停止債権は減少した。
目次
金利マージンの拡大がWestern Allianceの利益を押し上げ
Western Allianceの2026年第3四半期決算説明資料によると、純利益は前四半期比で3.1%、前年同期比で6.4%増加した。純収益は2025年第3四半期の9億3,820万ドルから増加した。
純金利収入は8億760万ドルとなり、前四半期比で1,070万ドル増、前年同期比で7.6%増加した。平均貸出残高の増加と収益資産利回りの改善が利息収入を支え、純金利マージンは比較対象となる両期間の3.53%から3.57%に拡大した。
貸倒引当金繰入前純収益は、前四半期の4億1,240万ドル、前年同期の3億9,380万ドルから4億1,910万ドルに増加した。この非GAAP指標は、最終利益ではなく、信用損失引当金繰入前の収益を示す。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 第3四半期の自社株買い | 9,210万ドル、約115万株に相当。 |
| 2026年下半期の自社株買い目標 | 1億5,000万ドル。経営陣が掲げる目標であり、買い付け済みの金額ではない。 |
| 普通株式等Tier 1(CET1)比率 | 10.9%。2026年第2四半期の11.0%との比較。 |
| 有形簿価(1株当たり) | 62.22ドル。前四半期の63.24ドルから低下したが、前年同期の58.56ドルを上回った。非GAAP指標。 |
預金の変化でコストは減少、費用全体は増加
Western Allianceが預金最適化プログラムを継続するなか、預金関連費用は前四半期比で1,380万ドル減少し、1億6,540万ドルとなった。商業銀行部門の預金は四半期中に18億ドル増加し、預金基盤の他の部分での減少を一部相殺した。
それでも預金総額は1億1,900万ドル(0.1%)減少し、817億5,500万ドルとなった。無利息預金は20億6,800万ドル減少した一方、利息付き当座預金、譲渡性預金(CD)、貯蓄預金の残高は増加した。
コスト削減は営業費用全体の減少にはつながらなかった。営業外費用は5億8,330万ドルから5億9,510万ドルに増加し、給与・従業員福利厚生費は2,180万ドル増加した。非GAAP指標である効率性比率は58.0%から58.1%にわずかに上昇した。
融資拡大のなか、信用状況は前四半期比で改善
保有目的貸出は四半期中に6億ドル増加し、615億4,900万ドルとなった。未収利息停止債権は7,700万ドル減少し、資金実行済み保有目的貸出に占める割合は第2四半期の0.92%から0.79%に低下した。
引当金カバレッジも強化された。貸倒引当金は資金実行済み保有目的貸出の0.93%に達し、未収利息停止債権の118%をカバーした。前四半期のカバレッジは96%だった。
前年同期との比較では、信用状況が一様に改善したわけではない。純貸倒償却率は前四半期の0.37%から0.30%に低下したものの、2025年第3四半期の0.22%を上回った。
結論
Western Allianceの第3四半期の増益は、利息収入の増加と預金関連コストの低下が組み合わさった結果だが、人件費の増加がその効果を抑えた。第3四半期に9,210万ドルの買い付けを実施した後も、経営陣が示した下半期1億5,000万ドルの自社株買い目標は、株主還元の具体的な指標となる。
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