CoastalSouthの2026年第3四半期の純利益は880万ドル、希薄化後1株当たり0.71ドルとなり、アナリスト予想の0.59ドルを上回った。銀行持株会社は10月19日に業績を発表した。季節的なコア預金の減少にもかかわらず、融資の拡大、ローン売却収入の増加、信用損失の戻入れが利益を支えた。

主なポイント

  • 希薄化後1株当たり利益は、前四半期の0.59ドル、前年同期の0.54ドルから0.71ドルに上昇した。
  • 融資実行額は2億4,820万ドルに達した一方、コア預金は約2,000万ドル減少した。
  • 取締役会は四半期配当を1株当たり0.06ドルとし、2026年11月24日の支払いを決定した。

目次

融資とローン売却を受けてCoastalSouthの利益が増加

CoastalSouthの2026年第3四半期決算発表によると、純利益は第2四半期の730万ドル、前年同期の670万ドルから増加した。2026年最初の9カ月間の利益は合計2,240万ドル、希薄化後1株当たり1.81ドルとなり、2025年の同期間の1,780万ドル、1株当たり1.58ドルを上回った。

純金利収入は前四半期比4.2%増の2,150万ドルとなった。純金利マージンは4ベーシスポイント拡大して3.70%となり、預金コストは2.48%で横ばいだった。

非金利収入は前四半期比51.2%増の330万ドルとなった。主に、政府保証付きローンの売却益が130万ドル増加したことが反映された。社長兼CEOのStephen R. Stone氏は、1株当たり利益が過去最高となった要因として、力強い融資実行と売却益収入を挙げた。

項目詳細
2026年9月30日時点の総資産24億2,000万ドル
第3四半期の平均総資産利益率1.45%
第3四半期の平均自己資本利益率12.88%
第3四半期の自社株買い285,715株、加重平均購入価格27.10ドル

融資の伸びと季節的なコア預金流出が対照的に

2億4,820万ドルの融資実行により、四半期中に投資目的保有ローンが8,160万ドル増加し、年率換算の伸び率は19.0%となった。CoastalSouthは融資実行額を、実際に融資した金額だけでなく、実行済み・未実行の両方を含む当初の融資コミットメント額と定義している。

預金総額は四半期中に5,310万ドル増加し、9月30日時点で21億ドルとなった。一方、コア預金は約2,000万ドル減少した。これは主に、物件管理の顧客に関連する季節的な資金流出によるものだった。

この違いは重要だ。預金全体の増加は、すべての調達区分で増加したことを意味するわけではない。CoastalSouthはCoastal States Bankを通じて、企業顧客と個人顧客にサービスを提供している。

信用損失の戻入れが利益を下支え、費用は増加

CoastalSouthは信用損失引当金として42万9,000ドルを戻し入れた。第2四半期には65万8,000ドルを計上していた。同社は、経済見通しとローン構成の変化が戻入れにつながり、新規融資の実行がその一部を相殺したと説明した。これが収入増加とともに利益改善に寄与した。

不良資産は1,510万ドル、総資産の0.62%となり、2025年末の1,830万ドル、0.79%から減少した。延滞利息の計上を停止していた高齢者住宅向けシニアローン1件で420万ドルが返済されたことが、減少の大部分を占めた。

非金利費用は主に給与と福利厚生費の増加により、前四半期比2.5%増の1,370万ドルとなった。実効税率は17.0%から24.2%に上昇した。これは一部、州税に関する繰延税金資産が約64万1,000ドル減少したことを反映している。

配当を決定、1株当たり簿価は小幅低下

取締役会は10月19日、四半期配当を1株当たり0.06ドルとすることを決定した。支払日は11月24日で、2026年11月10日の営業終了時点の株主が対象となる。

利益が増加した一方、1株当たり簿価は前四半期から0.15ドル減少し、22.32ドルとなった。売却可能有価証券ポートフォリオの未実現損失が拡大したため、その他の包括損失累計額は830万ドル増加した。

結論

CoastalSouthの好調な四半期業績には、融資の伸び、ローン売却益、信用損失の戻入れが寄与した一方、季節的なコア預金の流出と有価証券の損失が全体像に影を落とした。次の確定した株主関連の日程は、11月10日の配当基準日と11月24日の支払日だ。

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