ロッキード・マーティンは2026年10月23日、F-35の主要な航法コンポーネントを再設計する1億1,463万ドルの契約を獲得したと発表した。対象は2つのシステムに搭載された旧式電子機器で、作業は2030年1月までに完了する見込みだ。
主なポイント
- 契約の対象は、全地球測位システム電子ユニット(GPS Electronic Unit)とNAV100慣性航法システム。
- 再設計の目的は、現行機との互換性を維持しながら、生産の遅延を回避すること。
- 契約は海軍航空システム司令部が監督し、競争入札を経ずに発注された。
目次
F-35の航法システム改修、旧式電子機器が対象
契約では、F-35ライトニングIIの全地球測位システム電子ユニットとNAV100慣性航法システムに搭載された旧式電子部品の置き換えに重点が置かれている。目的は、システムの性能と現行機との互換性を維持することだ。
この再設計は、生産を中断することなく、製造供給源の減少によるリスクを抑えることを意図している。そのため、作業の中心となるのは部品の供給可能性と安定供給であり、航法能力の拡張が明示されているわけではない。
このプロジェクトは、生産を継続しながら、すでに運用中の航空機を支援するという、より広範な取り組みの一環だ。ロッキード・マーティンのF-35維持・支援の取り組みでは、デジタルツール、部品の入手可能性、プロセス効率化などの施策を含め、費用対効果の向上に向けた政府と産業界の取り組みが説明されている。この広範な枠組みは、今回の個別の航法システム契約とは別のものだ。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 契約額 | 1億1,463万ドル |
| 2026年度の調達予算配分 | 4,641万ドル |
| 国際パートナーの配分額 | 2,181万ドル |
| 完了予定 | 2030年1月 |
資金の配分と完了予定時期
契約では、2026年度の航空機調達予算から4,641万ドル、国際F-35共同プログラムのパートナーから2,181万ドルが充当される。この2つの配分額は、契約額1億1,463万ドルの全額の内訳を示すものではない。
競争入札を経ないこの契約は、海軍航空システム司令部が監督する。完了予定時期は2030年1月であり、再設計された部品がすでに納入または搭載されたことを示すものではない。
ロッキード・マーティンにとって、この契約はF-35関連の責務に、内容が明確な航法システムの作業を加えるものだ。契約で明示された範囲は、部品の再設計と生産の継続性に関するものであり、同社の利益や株主への分配に対する定量的な影響を示すものではない。
結論
今回のF-35航法システム契約は、旧式部品と供給の継続性に対応するものだ。注目すべき確定済みのスケジュールは、2030年1月の完了予定であり、契約の獲得自体は再設計の完了を意味しない。
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