バローダ銀行は2026年10月26日、完全子会社のbob Securities & Giltedge Ltdが、預金を受け入れないノンバンク金融会社として事業を開始したと発表した。独立したプライマリー・ディーラー子会社の設立により、同公的部門銀行は国債市場および債券資本市場での事業基盤を拡大する。

バローダ銀行、債券市場に特化した事業能力を強化

同行は今回の設立について、専門性の高い事業能力を育成し、各事業の規模を拡大するとともに、グループの金融サービス事業を多角化する戦略の一環だと説明した。新会社が預金を受け入れないことにより、その事業は親銀行の預金業務と区別される。

子会社を率いるのはM. Anil氏で、銀行・金融サービス分野で26年以上の経験を持つ。財務、金融市場、信用、コーポレートファイナンス、戦略立案に携わったほか、バローダ銀行で地域統括の上級職を歴任した。

マーケットメーキングと個人投資家の参加を重視

バローダ銀行のマネージングディレクター兼最高経営責任者(CEO)であるDebadatta Chand氏は、同社がマーケットメーキングなどの活動を通じてインドの金融市場の発展を支援すると述べた。同氏が挙げた市場効率の向上や、RBI Retail Directを通じたものを含む投資家層の拡大は、意図された効果であり、実現済みの成果として報告されたものではない。

「 RBI Retail Direct制度 」では、個人投資家がインド準備銀行にギルト口座を開設し、国債の初回入札で購入するか、流通市場で取引することができる。この仕組みは、Chand氏が言及した個人投資家向けアクセス経路を説明するものであり、新子会社が同プラットフォーム上で活動していることを示すものではない。

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