2026年第3四半期のPayPal決算では、売上高は2%増の85億8,400万ドルとなった一方、GAAPベースの営業利益は8%減の14億200万ドルとなった。決済取扱高が増加したものの、売上高と報告ベースの1株当たり利益はアナリスト予想を下回った。

主なポイント

  • 9月30日に終了した四半期の総決済取扱高は6%増の4,871億ドルとなった。
  • GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は1.25ドル、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は8%増の1.45ドルだった。
  • PayPalは約15億ドル相当の自社株を買い戻し、1株当たり0.14ドルの現金配当を宣言した。

PayPal決算、成長と利益の隔たりを示す

10月27日に提出された決算報告で、PayPalはアナリスト予想の87億1,283万ドルを下回る売上高を報告した。GAAPベースの希薄化後1株当たり利益も、予想の1.26ドルを下回った。非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益はアナリスト予想を上回ったが、この指標の予想値は明らかにされていない。

GAAPベースの営業利益率は173ベーシスポイント低下して16.3%となり、売上高に占める営業利益の割合が縮小したことを意味する。純利益は14%減の10億7,300万ドルだった。別の指標である取引マージン額は2%増の40億ドルとなった。

決済取扱高と株主還元

PayPalが処理した決済取引件数は68億件で、前年同期比7%増となった。総決済取扱高の伸びは売上高の伸びを上回ったが、入手可能な数値からは、その差が生じた具体的な原因は特定できない。

営業活動によるキャッシュフローは16億ドルだった。フリーキャッシュフローは、2025年第3四半期の17億1,800万ドルから14億3,100万ドルに減少した。同社はまた、四半期中に自社株を買い戻し、現金配当を宣言した。

更新 — 2026-10-27

PayPalの取締役会は1株当たり0.14ドルの現金配当を宣言し、12月下旬に支払う予定だ。これにより、第3四半期決算で開示された配当について、支払い時期が示された。 第2四半期に関する以前の発表で、PayPalは同期間の決算発表と関連資料が投資家向け広報サイトで公開されていると述べた。

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