サンタンデールの2026年第3四半期の基礎利益は増加した一方、報告ベースの帰属利益は減少した。同行は10月28日、基礎利益が前年同期比19%増の38億4,800万ユーロとなったと発表し、通期目標を再確認した。

サンタンデールの利益と顧客数の増加

第3四半期の帰属利益は2%減の34億3,000万ユーロとなり、為替変動の影響を除くと5%減だった。総収入は12%増の159億6,000万ユーロとなり、為替の影響を除くと8%増だった。

2026年最初の9カ月間の基礎利益は16%増の111億8,000万ユーロとなり、帰属利益は20%増の124億1,000万ユーロだった。 サンタンデールの9カ月間の業績 には、サンタンデール・バンク・ポルスカの売却による純利益が含まれ、TSBとウェブスターの統合費用などが一部相殺した。基礎業績からは、こうした一時的項目が除外されている。

同行は過去12カ月間に顧客を1,700万人増やし、顧客数は1億8,900万人に達した。この増加にはTSBとウェブスターからの800万人が含まれるという。貸出金と顧客資金はいずれも恒常為替ベースで16%増加し、買収の影響を除くと、それぞれ6%増、8%増だった。

目標と配当

サンタンデールは2026年の目標として、売上高の1桁台半ばの成長、恒常ユーロベースでのコスト削減、2025年に報告した141億ユーロを上回る利益、普通株式等Tier 1(CET1)比率12.8%~13%を再確認した。目標はポーランド、TSB、ウェブスターを除外するが、CET1比率の目標には非有機的取引の影響が織り込まれている。ウェブスター買収後の同比率は12.7%だった。

2028年については、有形自己資本利益率(ROTE)20%超、利益200億ユーロ超、顧客数2億1,000万人超の目標を維持した。2026年の中間現金配当は1株当たり12.70ユーロセントで、11月2日に支払われる予定。

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