中国人民元は2026年10月29日、米連邦準備制度理事会(FRB)が前日に金利を据え置いたことを受け、対ドルで4年ぶりの高値に上昇した。オンショア人民元は1ドル=6.6620元に達し、2022年6月7日以来の高値となった。

要点

  • オンショア人民元はセッション高値を付けた後、0235 GMT時点で1ドル=6.6621元で取引された。
  • 中国人民銀行は、2023年2月以来の元高水準となる日次基準値を設定した。

オンショア市場で人民元が上昇

オンショア人民元は2026年に入り、対ドルで約5%上昇している。オフショア人民元はアジア時間の取引で約0.03%高の1ドル=6.6601元で推移した。

市場取引開始前、中国人民銀行は人民元の日次基準値を1ドル=6.7147元に設定した。オンショアのスポットレートは、この基準値の上下2%以内での取引が認められている。

FRBの決定と通貨に関する指針

その 10月28日の政策声明で、FRBはフェデラルファンド金利の誘導目標を3.75%~4%に据え置き、インフレが依然として高止まりしていると述べた。その後の人民元の値動きだけでは、FRBの決定が上昇を引き起こしたとは断定できない。

Maybankのアナリストは、中国人民銀行が人民元の広範な上昇を容認する一方、中国通貨に対するドル安のペースを抑えていると述べた。

次の節目

通貨トレーダーは、10月29日後刻に予定されている欧州中央銀行(ECB)の政策決定にも注目していた。

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