NRD Companiesは2026年上期、純利益が65万ユーロに達し、売上高が前年同期比15%増の642万ユーロとなるなど、業績を改善した。ソフトウェア開発・コンサルティンググループは2026年10月21日に決算を発表し、テクノロジー関連企業2社を統合した後、売上高を上回るペースで利益が伸びたと報告した。

要点

  • 上期のEBITDAは57%増の107万ユーロとなり、売上高の伸びを上回った。
  • 調整後EBITDAマージンは前年同期の12.2%から16.7%に上昇した。
  • リトアニア国外の市場が売上高の51%を占め、顧客は21カ国に広がった。

目次

NRD Companies、売上高の伸びを上回る利益成長

純利益は前年同期の26万ユーロから、報告ベースで147%増加した。売上総利益は27%増の301万ユーロとなった。調整後EBITDAマージンは4.5ポイント拡大し、売上高の成長とともに収益性も向上したことを示した。

今回の実績に先立ち、2025年通期の売上高は20%増の1,193万ユーロ、調整後EBITDAは193万ユーロとなっていた。INVL Technologyは、当該過去期間について調整後利益指標の説明の中で、通常の事業運営に関連しない重要な一時項目を除外していると明記している。

項目詳細
報告期間2026年上期。決算発表は2026年10月21日。
売上高642万ユーロ、前年同期比15%増。
EBITDA107万ユーロ、前年同期比57%増。
純利益65万ユーロ。前年同期は26万ユーロ。
調整後EBITDAマージン16.7%。2025年上期は12.2%。
売上高の地域的広がり21カ国。リトアニア国外の市場が51%を占めた。

テクノロジー企業の統合が事業運営の変革を後押し

Mindaugas Glodas最高経営責任者は、業績改善の要因として、NRD SystemsとETRONIKAの合併、プロセスの連携強化、業務効率の向上、技術の進歩、そしてグループが国際案件を遂行してきた実績を挙げた。

両社は2025年末に合併してNRD Digitalを設立した。同社は現在、グループの主要な技術開発・導入拠点となっている。NRD Companiesによると、統合後の事業体制により、公共部門と民間部門のプロジェクト全体で専門知識をより効率的に活用できるという。

また同グループは、プログラマー、ビジネスアナリスト、プロジェクト管理チームを顧客が柔軟に利用できる「External Technical Teams」サービスを開始した。

国際プロジェクトとプラットフォーム開発

上期、NRD CompaniesはVFDMSプラットフォームを活用し、ジンバブエ歳入庁向けの財政データ管理システムの開発を進めた。ベリーズでは、オンライン事業登録システムの機能強化を続けるとともに、ライセンス管理情報システムの開発に取り組んだ。

同グループはまた、米州開発銀行および汎米保健機構と連携し、臨床データの安全な越境交換を可能にすることを目的とした「Pan-American Highway for Digital Health」に取り組んだ。リトアニアでは、税関サービスのポータル「Mano Muitinė」を完成させ、中央プロジェクト管理庁向けにデジタルトランスフォーメーション戦略を策定した。

経営陣は、独自プラットフォームと再利用可能なソフトウェアソリューションを通じて成長を目指す一方、公共機関や規制対象業界とのアドバイザリー関係を拡大する計画だ。また、国際的なパートナーシップとプロジェクト案件のパイプラインを拡充する方針だが、これらは完了した実績ではなく、戦略上の計画である。

結論

NRD Companiesは2026年上期、売上高を上回るペースで利益を伸ばした。同社が示す今後の取り組みは、独自プラットフォーム、アドバイザリーサービス、国際的なパートナーシップのさらなる拡大だ。

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