2026年10月26日に発表されたAcumenの決算によると、第3四半期の純損失は縮小し、現金、現金同等物および有価証券は7,860万ドルとなった。アルツハイマー病治療薬を開発する同社は、これらの資金で2027年初頭まで現在の事業活動を継続できると見込んでいる。主力候補薬サビルネツグの第2相試験結果は、2026年11月に発表される予定だ。
主なポイント
- 第3四半期の純損失は2,540万ドルとなり、前年同期の2,650万ドルから縮小した。
- 経営陣は、手元資金で現在の臨床試験および事業活動を2027年初頭まで継続できると見込んでいる。
- 11月に予定されるALTITUDE-AD試験の結果発表では、有効性、安全性および主要バイオマーカーが報告される。
治験関連支出の減少を反映したAcumenの決算
Acumenの 第3四半期の業績 によると、2026年9月30日までの四半期の研究開発費は2,110万ドルで、前年同期の2,200万ドルから減少した。同社は、主にALTITUDE-ADに関連する製造費、資材費および受託研究機関費用の減少が要因であり、Enhanced Brain Deliveryプログラムへの支出増が一部相殺したと説明した。
一般管理費は450万ドルから470万ドルに増加した。営業損失は2,650万ドルから2,580万ドルに縮小し、1株当たり純損失は0.35ドルとなった。前年同期は0.44ドルだった。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 治験参加者数 | 早期アルツハイマー病患者542人 |
| 投与群 | サビルネツグ35 mg/kg、サビルネツグ50 mg/kg、またはプラセボ |
| 投与スケジュール | 4週間に1回の静脈内投与 |
| 対照試験期間 | 18カ月、二重盲検 |
予定される結果発表後まで続く現金余力
現金、現金同等物および有価証券は、6月30日時点の1億1,020万ドルから、2026年9月30日時点では7,860万ドルに減少した。2027年初頭までという資金余力の見通しは、現在の臨床試験および事業活動に必要な資金に関する経営陣の予測であり、その後の開発段階まで資金が確保される保証ではない。
この予測では、11月に予定される治験結果の発表は、示された資金余力の期間内に収まる。別途、AcumenはEnhanced Brain Deliveryプログラムの主力候補薬について、2027年半ばの治験薬申請を目指している。この節目は、現時点で示されている資金余力の期間を超える。
11月のALTITUDE-AD試験結果で評価される内容
ALTITUDE-AD試験では、サビルネツグが早期アルツハイマー病患者の認知機能および日常生活機能の低下を遅らせることができるかを評価している。この治験薬抗体は、アミロイド斑ではなく、可溶性アミロイドβオリゴマーを選択的に標的とする。
予定される主要結果の発表には、主要有効性評価項目である統合アルツハイマー病評価尺度(iADRS)が含まれる見込みだ。また、副次評価項目として、臨床認知症評価尺度・ボックス合計(CDR-SB)、アミロイド関連画像異常を含む有害事象発生率、主要バイオマーカーも公表される予定である。
これらは公表予定の内容であり、臨床試験の結果ではない。10月26日の発表時点で、治験の有効性および安全性に関する結果は公表されていなかった。
次の節目
次に予定されている節目は、2026年11月のALTITUDE-AD試験の主要結果発表で、有効性の主要結果に加えて安全性およびバイオマーカーのデータが示される見込みだ。
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